〜画像は腸の”ガスだまり”に対しての施術〜
✅ストレスにより知らず知らずに飲み込んだ空気
緊張やストレスなどで歯を「噛みしめ」ていると、喉の奥に空気や唾液が溜まりやすくなり、たまった唾液を飲み込むときに空気も一緒に飲み込んでしまいます。
また、精神的なストレスが増えると、自律神経のバランスが崩れてしまい(交感神経が優位なる)、知らず知らずのうちに腸内にガスが溜まっていることも。繰り返しストレスや緊張がかかると歯を噛みしめることが癖になってしまったり、うつむき加減の姿勢になることがあるため、注意が必要です。
✅腸内の細菌が異常に増えてガスが多く発生する
私たちの体の中には500~1000種類の腸内細菌が100兆個存在しています。
通常、食べ物(栄養素)を分解するときに、ガスを発生させています。
体にとって不要なため、おならとして体の外に排出されます。暴飲暴食を繰り返すと異常酵素が起こり、ガス大量に発生させることがあります
✅悪玉菌の増加により腸内細菌のバランスが崩れガスが多く発生する
私たちの体の中には善玉菌と悪玉菌と日和見菌と呼ばれる腸内細菌が存在しています。
善玉菌が体に良いというのは良く耳にするため、ご存じの方も多いかと思いますが、乳酸菌などの善玉菌は消化吸収を促進してくれる働きがあります。
日々、体の中では善玉菌と悪玉菌が陣取り合戦をしていて、善玉菌が優位の状態が良い腸内環境につながります。
健康な人の腸内は、腸内細菌のバランスが保たれていますが年をとるにつれて善玉菌が減り、そのかわりに悪玉菌が多くなります。
腸内細菌のバランスが崩れると、多量のガスが産生されるようになります。
✅腸の動き(蠕動運動)が悪くなりガスがうまく排出できないことで起こる
通常、口から飲み込んだ空気やお腹の中で発生したガスは、「げっぷ」や「おなら」として排気されます。おならとして排出されるガスは飲み込んだ空気が7割、体内で発生したガスが残りの3割程と言われています。
お腹にガスがたまっても胃腸に異常がなく、動きがスムーズであれば過剰にガスがお腹に残ることはありません。しかし、胃腸の機能が弱ったり衰えたりすると胃腸の動きが悪くなりガスがお腹に溜まっていきます。